元エリート社員が語る!独立、資金調達、そして企業売却までの道のり
「大企業を辞めて独立」「資金調達で事業拡大」「最後は会社を売却」
まるでドラマのようなサクセスストーリーですが、これは決して夢物語ではありません。
今回は、元大手IT企業出身の起業家が歩んだ、独立から企業売却までのリアルな道のりをご紹介します。
大企業を辞めて独立、選んだ道は?
2016年、大手IT企業を退職し、独立という道を選んだ彼。同期と起業した会社を半年で辞め、その後立ち上げたのが人材紹介会社「レーザービーム」でした。
「大手企業で得た経験を生かしたい」という思いから、当時注目されていたクラウドソーシング事業に着目。オンラインサロンを活用した独自のビジネスモデルを構築し、事業を軌道に乗せていきます。
転機は資金調達、そして事業売却へ
順調に成長を続ける中、転機が訪れたのは独立から1年後。
ある投資家との出会いをきっかけに、資金調達を決意します。
「自分の事業をさらに大きく成長させたい」という強い思いから、ベンチャーキャピタルとの交渉を重ね、見事資金調達に成功。
資金調達を機に、事業はさらに加速していきます。
そして、さらなる高みを目指し、自身の会社をM&Aで売却。
その後、売却先の企業に執行役員としてジョインし、自身の経験と知識を活かして更なる事業拡大に貢献しました。
大企業とベンチャー、独立に役立った経験とは?
彼は、自身の経験から「独立を目指すなら、ベンチャー企業での経験が非常に役立つ」と語ります。
「ベンチャー企業では、経営者との距離が近く、経営のノウハウを肌で感じることができる。また、スピード感を持って仕事に取り組むことができ、自身の成長にも繋がる」と、ベンチャー企業で働くメリットを強調しました。
大企業出身だからこそ感じた、独立後の壁とは?
一方で、大企業出身であるがゆえに、独立後に苦労した点もあったようです。
「大企業では、組織の力を使って仕事を進めることが当たり前だった。しかし、独立後は、自分自身で全てを解決していく必要があるため、当初は戸惑うことも多かった」と当時を振り返ります。
独立を目指す人へのメッセージ
最後に、これから独立を目指す人に向けて、彼は次のようなメッセージを送っています。
「独立は決して楽な道ではありません。しかし、自分の力で事業を創造し、成長させていく喜びは、何物にも代えがたいものです。もし、独立という選択肢で悩んでいるのであれば、ぜひ一歩踏み出してみてください。きっと、素晴らしい経験が待っているはずです。」
彼の言葉は、これから独立を目指す人にとって、大きな励みになるのではないでしょうか。