元野村證券マンが語る!年収が高いと言われる本当の理由とは?
「野村證券=高年収」
多くの人が抱くイメージだと思います。
しかし、その裏には想像を絶する努力とストレスが存在します。
今回は、元野村證券社員である私が、ぶっちゃけ話も交えながら、高年収の真実を赤裸々に語っていきます。
入社1年目から突きつけられる厳しい現実
新卒で野村證券に入社し、広島の支店に配属。個人や法人のお客様に対し、資産運用のご提案をする毎日が始まりました。
聞こえは華やかですが、現実は非常に厳しいものでした。
入社1年目の目標は、新規口座開設100件、資金導入額1億円。
達成するためには、とにかく顧客に会い、証券口座を開設してもらい、お金を入れてもらう必要があります。
そのために、リストアップした企業や個人宅へ電話をかけまくり、アポイントを取り付け、訪問する日々。
時には、上司から「その辺歩いてりゃお客様いるだろ!」と、無理難題を押し付けられることもありました。
数字に追われる毎日はストレスフル
顧客獲得のためなら手段を選ばない。
そんな日々の中で、精神的に追い詰められていくことも少なくありませんでした。
特に辛かったのは、
- お客様からのストレス: 顧客の資産を預かる以上、当然ながら厳しい言葉を浴びせられることもあります。「この株は大丈夫なのか?」「損をしたらどうしてくれるんだ!」そんなプレッシャーに押しつぶされそうになることも。
- ノルマ達成へのプレッシャー: チームで目標を追いかけるため、自分が達成できないと他のメンバーに迷惑がかかってしまいます。そのプレッシャーは想像以上で、「自分が頑張らなければ…」という思いと、「もう限界だ…」という気持ちがせめぎ合う日々でした。
- 社内での競争: 野村證券は完全な実力主義。数字を上げている人が評価され、出世していきます。同期入社の活躍を横目に、焦燥感に駆られることも少なくありませんでした。
高年収の裏にある「代償」
野村證券の給与水準は、確かに高いです。
しかし、それは決して楽して得られるものではありません。
身を粉にして働き、結果を出し続けなければ、高収入は維持できません。
実際、私も体調を崩してしまうことがありました。
それでも、高収入を得るために、歯を食いしばって働き続けました。
最後に:野村證券を目指すあなたへ
ここまで読んで、それでも野村證券を目指したいと思うでしょうか?
もし、あなたが
- 高い目標に挑戦し続けたい
- 自分の力で高収入を掴み取りたい
- 金融業界でトップを目指したい
そう思っているのであれば、野村證券は最高の舞台となるでしょう。
しかし、その裏には想像を絶する努力とストレスが待ち受けていることを、決して忘れてはいけません。